スペインの旅 7
19日午後 アルハンブラ宮殿見学
 初めてバスに乗った。ゴメレス坂を上り、グラナダの門を抜け、チケット売り場へ。
そこには、吉川二郎門下生で、ホセさんの指導を受けるためグラナダに滞在している越さんとその友人がきていた。いつものメンバーに吉川さんのお兄さんが加わり総勢10人を河野さんが案内してくれる。アルハンブラ案内人のアントニオさんは、後ろからニコニコついてくるだけ。

「アルハンブラの思い出」 アルハンブラ写真集
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                  ホセ・マヌエル・カーノさん訪問
 19日夜は、ホセ・マヌエル・カーノさんを訪問。お父様のマヌエル・カーノ先生のお宅には、エミリア夫人が住んでいらして、私達を笑顔で迎えてくださった。玄関前には、いつか吉川さんが話していたオレンジとレモンが両方実った木がある。一戸建てのおうちの玄関は防犯設備がしっかりしてあり、オートロックだ。

 各部屋は、カーノ先生の生前のままにしてあり、2階のお部屋でカーノ先生の功績の品々や写真を、ホセさんが7歳の時に特別に造られたというギターなどを見せていただいた。

 3階に上がり、バルコニーに出ると、吉川さんが最初にカーノ先生に教えていただいた時に住んでいたピソのお部屋が正面に見える。そしていつもレッスンを受けていたというサロンへ。ああこれがあの「火付けのjiro」が使っていたソファね。暖炉の前でカーノ先生と吉川さんがギターを弾く姿が目に浮かぶようだ。

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 サロンでのホセ・マヌエル・カーノ コンサート
 パーテイのスナップ、吉川さんの後ろの写真は、
 マヌエル・カーノ先生(騒々しい日本からの客に、
 「ガクッ」となってしまったのかしら?)

                     プライベート コンサート

 ホセ・マヌエル・カーノのソロ演奏の後、吉川二郎と野口久子による3重奏「アルハンブラの思い出」「さくらさくら」など。ギターの音色にみなうっとりと聴き惚れた。感動の時間であった。演奏後エミリア夫人が用意してくださったお料理をいただき、何度もワインで乾杯し、歓談は続いた。
 
 カーノ先生が「JIROは私の誇りだ!」と言われた通り、吉川さんはカーノ先生が確立された独奏スタイルのフラメンコギターを基に、日本的文化・感性を取り入れた吉川二郎の世界を創った。そして、カーノ先生のご子息であるホセさんも本場のフラメンコの独奏スタイルでスペインを代表するギタリストとなった。また吉川さんの一番弟子ともいえる野口さんが加わっての3重奏をこのカーノ先生所縁の部屋で聴かせていただいたことに、感激!感動!して胸が熱くなった。これは、あの時あの場に居合わせた人皆同じ気持ちだと思う。

 「この感動のひと時のために、私達は、はるばるスペインに行った」と言っても過言ではない。

 「ありがとう!」この旅に誘ってくださった吉川さんに感謝の気持ちでいっぱいだ。

 いつもは、ベットに入ると同時にバタンキューであったが、その夜は、感激のあまりとうとう眠れなかった。後で分かったのだが、Oさんもやはり眠れなかったそうだ。

 明日は、とうとうグラナダを離れて、マドリードへ向かう。