スペインの旅 4
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                  アルメリアの海                 めのう岬と人指し指岩 



 
ミニハリウッドでフランシスコ夫人
から頂いたカニール焼きの器

           待望の「めのう岬」へ

 フランシスコさんの工房見学後、ミニハリウッド経由で、海辺の素敵なレストランで昼食。
あまりの海の美しさに、夢中で白い岩によじ登り、寝転がり撮影。

次に訪れたのは、
「めのう岬」 ここも美しい海、岩にあたり砕ける波のさざめきにしばし時間を忘れた。それからハーブの花が自生している丘から人指し指岩を見て、私達はアルメリアのホテルに戻った。
吉川さんと野口さんは、今夜のコンサート準備のためにフランシスコさん宅へ。

                アントニオ・デ・トーレス記念館         地元のカンタオーラ

         
           アントニオ・デ・トーレス記念館での吉川二郎コンサート


 夜アントニオ・デ・トーレス記念館で、コンサート。地元の方たちやわざわざマドリードから駆けつけた往年のギターリストまで会場は超満員。私達は日本からのお客様ということで、一番前の席に座ったというか座らされた。後日地元の新聞の1面に顔が分かる程大きい写真が3枚も掲載されたそうだ。アルメリアでもかなりの田舎町のこと、初めて日本人に出会った人が多かったようだ。

 休憩時間に地元の若いカンタオーラが歌った。そのしぼりだすようなうめくような声に圧倒された。まさに魂の叫びだ。会場は熱気に包まれ興奮状態。

 二部は二重奏「アルハンブラの思い出」に始まり最後に、富士の夜桜コンサートで披露された「桜咲く境内で」アンコールは「ミナミのルンバ」で盛大に盛り上がり、そのまま大パーティに突入。吉川さんたち以外でスペイン語が話せるのはOさんだけ、私達は挨拶程度のスペイン語、あとは身振り手振りと日本語で交流。それでも楽しかった。スペイン語を話せるようになりたいと切に思った。
 
 フランシスコ夫妻と別れがたかったが、彼は夏にホセ・マヌエル・カーノ来日コンサートに同行するというので、再会を約束して別れた。

 ホテルに戻ると夜中なのに大変な賑わいだ。結婚式のパーティらしい。今日もバタンキューとなるところだが、部屋によっては明け方までドンドン響く音楽とざわめきで眠れなかったそうだ。スペインの人は陽気でタフ、そしてパーティ好きだ。


       17日 

アルメリアを離れ、グラナダへ 


シエラ・ネバダ山脈
最高峰3482メートルを車窓から眺める

 グラナダに戻る途中、グアディクスの洞窟住居を見学。あちこちに煙突様の物が突き出ていて、換気扇の役目をしているらしい。丘を掘って住居にしているわけだ。天然の冷暖房で快適かもね。
 
 夕方(といっても8時過ぎでもまだ明るい)旧市街アルバイシンからのアルハンブラ宮殿の夕景を見た後バルで食事。夜は、サクラモンテの丘で洞窟フラメンコを楽しんだ。
               
 
 フラメンコショウの終盤、踊り子に手招きされ中央に引っ張り出されたHさん(実は昼間の疲れとサングリアで眠気に襲われ、ウトウトしていたらしい)ハッと目覚め、そつなくフラメンコを踊り、拍手喝さいを浴びた。続いてNさんも、見事なステップ(日ごろ体操教室で鍛えた背筋ピンの姿勢で)で、会場を沸かした。洞窟フラメンコで目立ちたい・踊りたい人は、寝たふりをすれば必ず最後に出番があるでしょう。(^^)

 連日の盛りだくさんのスケジュールに、出発前から体調がいまいちだったTさんがとうとうダウン。洞窟フラメンコはやめてホテルで寝ているという。食欲もないというが、飲まず喰わずでは消耗するばかりだから、出かける前に、スープと飲み物のルームサービスを頼んでもらった。
 
 ところがスペインのいいかげんさがこんなところで発揮され、帰ってみると部屋に届いてない。急いでまた河野さんに頼んでレモネードを届けてもらった。ビックリよ!届いたのはピッチャーいっぱいのお湯(2リットルは充分入っている)とレモン2個。彼女はお腹も空いたというので、「そうだ!Nさんがお粥を持っているはず!」頂いてお湯を入れて待つこと15分。彼女はお粥とレモネードで復活した。やれやれ。

 海外での病気は、本当に心細いし、辛い。また他の人に気も使わなければならない。体調に気をつけ、万一に備え、自分が常日ごろ使用しているお薬をぜひ準備しておきたいものだ。

     J・フランシスコ・サルバドール

 アントニオ・デ・トーレス(スペインギターを最初に完成させたギター製作者)の曾孫57歳、ギター製作者。本業は建築内装の木部の製作で、会社として手広く経営している。その合間を縫ってギターを製作。故にギターの製作本数は、まだ26本。今予約しても完成は3年後。
 2004年夏ホセ・マヌエル・カーノ公演に同行して来日。陽気で人懐こい彼はどこでも人気者だった。

 
       広尾くすくすにて 2004.8.30